とゆか本当にもう

 自分が死ねば全て解決するんじゃなかろうか。 生れ落ちる筈ではなかったこの命、消えたって誰も困らないし悲しまないし何も変わらないんだし。 そもそも死に掛けだった出生の時点で見捨ててくれれば良かったのにと、郷里の医師を無茶苦茶と知っていながら恨んだり。 ほんと無茶苦茶だらけで情けない、申し訳ない、悔しい、死にたい。 「お前のせいで私は死にますこの人殺し」と叫びたがっている狂気が私と世界を死で繋ぎ、自傷する事でしか制御できずにいる脆い理性が辛うじて私を保つ。 吐き気がする。 眩暈がする。 胃は嘲るように酸を吐き出し、やがて喞筒が悲鳴を上げる。 ……悲鳴を上げるくらいなら止まっていいよ。
ここのところ、明らかに喞筒の調子が悪い。 処分すべきだ。