あとで読む、絶対読む。

http://720.jp/kojyo/

 きっと読んでしまったら手がつけられないくらい号泣してしまいそうだし、今のこの弱った体じゃ耐えられないと思うので今は読まない。
とか思ってたけど読む前に消えてしまった。以下はリンク先とは無縁の昔語り。@11/12/09
 私の家は癌家系で祖父も伯父も叔母も癌で亡くなった。 とろがお世話になっていた方も今年癌でお亡くなりになった。 癌以外での別れもあったけれど、何度直面しても悲しみにくれてしまう。
 叔母が亡くなる少し前に病院に呼ばれて駆けつけたことがある。 想像を絶する叔母の姿がそこにはあって、苦痛と必死に闘ってるその人は私の知っている叔母とはまるで別人だった。 行くんじゃなかったと今も後悔している。 亡くなる前に一目会えたのだから良かったじゃないかと思う一方で、きっとあの時、私驚きと恐怖を隠せず酷い顔で叔母と面会してしまった。 もう意識などはっきりしていなかったかもしれないけれど、傷つけてしまったんじゃないかと思うと悔やまずにはいられないし、涙が出てきてしまう。 一昨年伯父が亡くなった時だってお見舞いになんか行かなければ気を遣う事で体力を消耗する事もなく、もう少し生きられたのかもしれない。 今更めそめそしたってどうにもならないのはわかってるけど、そういう考えに捕らわれてしまって抜け出せない。 特に今は弱ってるからどうにもならないし、療養にあたってそういうふうに気にし過ぎてしまうのが1番良くないと毎回医者に言われてるので*1、思考がそれを引っ張り出さないようにトリガーになりそうなものは避けて過ごしてるんだけど、ここ暫く身内の揉め事があって、それについてふと考えてしまうことがあって、それでいつも泣いてしまってて。 泣き出すとそれがトリガーになってまた前述の事を考えて深みにはまってしまうという。
 そんな私にちょっと効いた薬があった。 冒頭のリンク先のブコメにこんなコメントがあった。

癌ってね。幸せな死に方だと思うよ。本人苦しむし、見てるほうも苦しいけど。でも亡くなるまで時間をくれるでしょ。一緒に死ぬまで少しカウントダウンできるでしょ。突然死より幸せだと。医師から言われたことがある2011/11/24

 そんなふうに考えたことなんてなかった。 でも、やっぱりあの時面会できて良かったんじゃないかって今までよりも思えるようになった。 19日に叔母と話せた*2ことで自分だけでは見いだせなかった考え方に気付かせてもらえたように、人の言葉の大切さを改めて実感した。 だから、きっと泣くだろうけどもう少し回復したら必ず読む。

*1:身内の問題を医者に話している訳ではないが、毎回私が気に掛けていることを相談するとそう言われるのだ

*2:19日の事はあとで書く、絶対書く。