夢の事

ここのところ重要な夢を見た気がするのに目覚めると何も思い出せなかった中、珍しく今朝は覚えていた夢。 まぁ、夢なのでおかしい事だらけなのだけど。
夢の中で地震に見舞われた。 地震というか、地盤沈下による振動だとかいう話らしかったけど、昨夏東京であった地震のような揺れであった。 それでその地盤沈下の影響を受けて傾いてしまったマンションのような建物があるのだけど、そこには自分の所有する部屋があり、どうやら物置きとして使っているようだった。 建物が崩れてしまう前にそこの荷物をどうにかしないとって事で専門学校の友人数人、危険だからと同行する事になった警察官と共に入っていったのだけど、既に振動の影響で物が激しく散乱し踏み入る事の出来ない部屋とそうでない部屋とがあった。 警察官は出入り口付近の廊下で安全確認を、友人等は奥の部屋の方へ、私は部屋を一通り確認しようとしたのだけど、侵入出来ない部屋の中身はよくわからなかった。 ただ振動の影響もなく入れる部屋にはどの部屋にも鉛筆等筆記具があって、ボールペンやマーカー等は手前の方の部屋で見受けられ、中程の部屋には小・中学生時代に通っていた算盤塾でよく使っていたようなロケットペンシルが多く混ざっており、奥の方の部屋には使い込まれた鉛筆ばかりがぎっしりと半透明の箱に詰まっているだけだった。 また、奥になればなる程部屋には大量の筆記具しか見受けられなかった。 建物に侵入後暫くして友人の内の1人、Kちゃんが一番手前の部屋に入り、私はその次に出入り口に近い部屋で捜索にあたっていた。 程なくして背後で物音がしたので振り返ると紙か何かを食べているリトがいた。 捜索中も揺れたりしていたので「こんなところにいると危ないからおいで」とリトを抱えその部屋にあった荷物を少しだけ持ち出す事にしてその建物を出る事にしたのだけど、警察官とKちゃんの姿はあったと思うのだが他の友人の姿は見なかった気がする。 また、自分達もちゃんと建物から出たかどうかもあやふやでよく覚えていない。 覚えているのはそこまで。
起きてからずっと、この夢の事が気になっていた。 あれは、あの建物は私なのかも知れない。